その日の気分などに合わせ、AIがお薦めの日本酒を表示するカオリウムフォーサケ。日本酒の消費拡大につなげる=新潟市中央区

その日の気分などに合わせ、AIがお薦めの日本酒を表示するカオリウムフォーサケ。日本酒の消費拡大につなげる=新潟市中央区

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教えてAI!日本酒選び 新潟駅「ぽんしゅ館」などに導入

新潟日報(2022年11月1日)

 地酒を豊富に取り扱う商業施設「ぽんしゅ館」を運営するぽんしゅ館新潟(新潟市中央区)は、お薦めの日本酒を人工知能(AI)が判定するシステム「KAORIUM for sake(カオリウムフォーサケ)」を県内4店に導入した。若者や観光客など幅広い消費者に、日本酒の新たな楽しみ方を提案するツールとして用いる。

 カオリウムフォーサケは、システム開発のセントマティック(東京)が完成させた日本酒ソムリエAI。言語表現や人の香りの感じ方を学習したAIに、1万以上の日本酒の風味や日本酒ソムリエの感性を融合させたAIだ。多くの銘柄から何を選ぶか迷っているお客に、日本酒の風味を分かりやすく表現したり、好みに合わせた日本酒を薦めたりできる。

 都内の飲食店や百貨店を中心に採用されているが、県内での導入は初めて。新潟駅2カ所のほか、長岡駅、越後湯沢駅構内の各ぽんしゅ館にタブレット端末が設置された。

 お客は「ワクワクしたい」「癒やされたい」といった気分や、「旨(うま)味の強い」「甘みのある」など好みの味わいを選択。県内を中心に100種ほどの銘柄の中から、AIがその人の嗜好(しこう)に合った日本酒を画面上に表示する。越後みそや揚げもちなど、合わせたい食材から日本酒を薦めてもらう機能もある。

 また、自分で試飲するなどして感じた日本酒の味わいを「キリッとした」「みずみずしい」などの言語から選択すると、お薦めの日本酒が表示される機能もある。設置台数や対応する機能は各店によって異なるほか、銘柄数は季節によって変動する可能性がある。

 数ある地酒から好みの逸品を見つけてもらうことで、県産日本酒の消費拡大につなげる狙いだ。ぽんしゅ館新潟駅店スタッフの神田千絵さん(44)は「食べたいものや好みの風味に合わせて選べれば、日本酒に対するハードルも低くなる。ぜひ試してほしい」と期待する。

 セントマティックの栗栖俊治社長は「カオリウムフォーサケを通じ、日本酒に対する興味や関心を高めてもらい、市場の活性化につながれば」と話した。

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