自然豊かな福井県敦賀で「楽しみながら・健康的に・環境にやさしい」暮らしをしていくためのライフスタイルを提案する「つるが環境フェア２０２２～見つけてみよう！つるがの自然資源（おたから）～」が１１月５日、敦賀市きらめきみなと館で開かれる。

　市内の団体、企業でつくる「つるが環境みらいネットワーク」が主催。特別展示として、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約登録１０周年の中池見湿地の魅力を紹介するコーナーを設ける。午後１時半からは湿地で研究活動する大学教授らによる記念講演もある。

　市内の海岸で毎月１回、清掃活動を行う市民団体「Ｔｅａｍ　Ｃｌｅａｎ　Ｂｌｕｅ（チームクリーンブルー）」は海ごみの現状紹介やアクセサリー作り体験などを企画している。

　このほか２０以上の企業、団体がパネルで、それぞれの取り組みを紹介する。クリスマスの寄せ植え作り、松ぼっくりや空き箱を使ったおもちゃづくりなどのワークショップがともに午前、午後の２回行われる。水素自動車「ミライ」乗車会もある。

　また各家庭で余っている食品を持ち寄ってもらい、子ども食堂や福祉施設に提供する「フードドライブ」もある。米や乾麺、レトルト・インスタント食品など賞味期限が１カ月以上あるものを受け付ける。入場無料。問い合わせは同ネットワーク事務局（市環境廃棄物対策課内）＝電話０７７０（２２）８１２１。