金沢寺町寺院群文化財特別公開2022(北國新聞社後援)は5日、同寺院群で始まった。金沢市寺町5丁目の天台真盛宗西方寺では田畑智海住職の解説で、参拝者が普段は立ち入れない内陣に進み、本尊の阿弥陀三尊や、秘仏だった平安期の十一面観音菩薩像を間近に拝観した。
6日は曹洞宗長久寺で達磨図、法華宗承証寺で彫刻欄間、曹洞宗玉龍寺で仏舎利が公開される。
27日までの土、日曜に、寺院群内3カ寺で仏像や軸など寺宝が公開される。拝観料は1日千円で、一部は寺宝の保護・保全に役立てられる。会期中、日蓮宗妙法寺ではカフェや工芸展が開かれる。公開されるのは次の各寺。
▽12日 伏見寺、興徳寺、月照寺
▽13日 興徳寺、長久寺、承証寺
▽19日 常徳寺、本長寺、西方寺
▽20日 雨宝院、本長寺、成学寺
▽26日 西方寺、成学寺、眞長寺
▽27日 伏見寺、龍渕寺、長久寺