10日の「松本城の日」に合わせ、日本郵便信越支社(長野市)が、記念切手シートの販売を中信地方の一部の郵便局で始めた。松本市の木版画家塩入久さん(73)が描いた紅葉や桜など四季折々の松本城がデザインされている。
松本城の日を多くの人に知ってもらいたいと、塩入さんが同社と市に提案し、実現した。84円切手の10枚組み。この日、本丸庭園で贈呈式があり、松本城西郵便局の丸山徹雄局長が宮之本伸副市長に手渡した。丸山局長は「世界遺産登録に向け、これからも盛り上げたい」と話した。
税込み1330円で千セット限定。12日には松本市中央2の信毎メディアガーデンでも販売し、15日から日本郵便のウェブサイトでも扱う。