越後みそ西が開発し、売り出した「サクラ咲く合格にぎり飯の素」

越後みそ西が開発し、売り出した「サクラ咲く合格にぎり飯の素」

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合格の願いコメ、握ってサクラ咲け!「にぎり飯の素」発売

新潟日報(2022年12月5日)

 みそ・しょうゆ製造の越後みそ西(新潟県柏崎市新道、長澤智信社長)が1日、自社で開発した新商品「サクラ咲く合格にぎり飯の素」の発売を始めた。長岡地域で縁起物として親しまれてきた、大根のみそ漬けを混ぜる「桜飯」に着想を得てアレンジした。受験生の合格祈願をコンセプトに、みそ漬けの魅力を若年層にもアピールする。

 越後みそ西は江戸後期の1831年創業。県産の大豆とコシヒカリを使って木の樽(たる)で仕込んだ「三階節みそ」や、そのみそに野菜などを漬け込んだ商品を売りにしている。

 今回、発売したにぎり飯の素は、大根のみそ漬けの混ぜご飯が長岡地域で「桜飯」と呼ばれ、縁起物として親しまれていることから、合格祈願と結び付けて開発。大根の刻みみそ漬けと、「よろこぶ」という言葉の語呂合わせから縁起が良いとされる昆布の刻みみそ漬けとをセットで商品化した。

 大根の刻みみそ漬けのパックの中には、験担ぎの桜の花も入れた。昆布の刻みみそ漬けと一緒にご飯と混ぜると、みその香ばしさにほのかな桜の香りも混じり、食をそそるという。

 越後みそ西は若年層をターゲットにしようと、食べる場面をイメージさせる商品の開発に初挑戦した。本年度の販売で認知度をアップした上で、来年度は年間2千個の売り上げを目指す。

 杤堀佳倫専務(44)は「縁起のいいみそ漬けなので、ご飯に入れ、合格の願いを込めて握ってほしい」と話している。

 商品は60グラムで720円(税別)。柏崎市西本町1と弥彦村弥彦にある越後みそ西直営店などで扱っているほか、同社のホームページからも購入できる。問い合わせは同社、0257(23)1893。

詳細情報

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株式会社 越後みそ西 https://misonishi.jp/
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