インド民俗画などを紹介する「ミティラー美術館コレクション展in十日町」が18日まで、新潟県十日町市山崎己のユーモールで開かれている。日印国交樹立70周年を記念し、開会式には駐日インド大使らも参加。素朴ながらも繊細な絵画や焼き物約60点を通して、インド文化の一端を紹介している。
ミティラー美術館は十日町市大池の旧大池小を活用した私立美術館。インドのミティラー地方で儀礼として描かれてきたミティラー画や先住民ワルリー族が伝えるワルリー画などを所蔵するほか、インド人画家の制作の場となっている。
展覧会はミティラー美術館が事務局となっているNPO法人「日印交流を盛り上げる会」が主催。1日の開会式では、インドのシビ・ジョージ大使が「インドと日本の文化の架け橋として活動してもらっているのをうれしく思う」とあいさつした。
展示作品は樹液など自然の素材を絵の具として、指や細い棒などを使って繊細なタッチで神様や生活の様子が描かれている。ミティラー美術館の長谷川むんな学芸員(34)は「美術館で展示しきれていない作品が並ぶ。西洋画とは違う独特な絵やデザインを楽しんでほしい」と話した。