糸魚川ジオパーク(新潟県糸魚川市)が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパークに再認定された。2013、18年に続き3回目。糸魚川市の糸魚川駅の観光案内所前で17日、再認定を知らせるパネルが除幕され、関係者が喜びを分かち合った。
世界ジオパークは4年に一度の再認定審査が義務付けられている。今回の再認定は新型コロナウイルス禍で1年延期され、世界ジオパークネットワーク事務局の審査員が9月下旬に市内を訪れ、現地調査していた。
除幕セレモニーでは、糸魚川ジオパーク協議会の会長を務める米田徹市長が「新たなステージとなり、活性化、地域振興につなげていきたい」と意欲を示した。
市ジオパーク推進室によると、1月に正式な通知が届く予定。今後の活動内容などに対する指摘も盛り込まれる見通しだ。