新潟県が日本一の生産量を誇るアザレアの企画展が新潟市秋葉区の県立植物園で開かれている。約600鉢が並ぶ園内では16日も家族連れなどが訪れ、色鮮やかな赤やピンクの花を楽しんでいた。
アザレアはツツジの仲間。県内では主に新潟市の秋葉区や南区で生産されており、全国の生産量の約8割を占める。
園内の会場には約150品種を展示する。白地に赤の模様が入った「桜時雨」といった珍しい古来種をはじめ、新潟県で開発された新品種で小ぶりな花が特徴の「ひろか」や「スノーシャイン」などが咲き競う。
植物園のボランティアをする新潟市南区の女性(59)は「どれもきれいに咲いていて春を感じる。ピンク色で花が小さい『ローズネット』が好きです」と見詰めていた。
3月5日まで。月曜休館。