松本市四賀地区赤怒田(あかぬた)のフクジュソウ群生地で4日、「福寿草まつり」が始まった。約1・5ヘクタールの傾斜地に約50万株が自生。ほころび始めた黄色い花が訪れた人の目を楽しませている。26日まで。
地元の実行委員会主催で4年ぶり28回目。初日は全体の3割ほどが開花し、カメラを手にした家族連れらが「春を感じるね」「フクジュソウは咲き始めが好き」などと話していた。
新型コロナ下でまつりが中止の間も、住民らが下草刈りなど手入れを続けてきた。実行委員長の丸山則行さん(72)は「四賀や松本の宝として末永く守りたい」。