富山市高屋敷の浄土真宗本願寺派佛照寺で「ひな祭り展」が開かれ、江戸時代後期から平成までに作られたひな人形が並んでいる。31日まで。
寺が保管する約50点を展示。江戸後期から明治期までは、西陣織の衣装や、豪華に装飾された冠、面長の顔が特徴。日本画家、伊東深水の掛け軸も飾っている。若杉円美住職と若杉妙圓前住職は「時代ごとの違いを楽しみ、日常を離れて優雅な時間を過ごしてほしい」と話している。
開場は午前10時~午後4時。入場料は2千円。お茶と和菓子が提供され、ひなあられなどの土産品も付く。問い合わせは同寺、電話076(424)7288。