氷見市博物館の特別展「氷見の色-写真とモノから見る暮らしの色-」は同館で開かれ、昔の生活を捉えたモノクロ写真をカラー化し、写っている民具と共に展示している。19日まで。
カラー化した写真を通し、昔の暮らしを身近に感じてもらうと企画。同館が所蔵する昭和20~40年代のモノクロ写真と絵はがき、カラー化したもの合わせて40組を、民具・道具約100点と一緒に並べた。
農業や漁業、習俗に分けて紹介。田への水入れ作業を写した写真は、足踏み水車を使う様子が記録されている。実物の足踏み水車も初展示した。タコつぼ漁の写真には、陶器やコンクリートが普及する以前に使われた竹のタコつぼを使った漁が写っており、同館で唯一収蔵する実物を飾った。