佐久市は9日、9回目の「佐久市民の日」を迎えた。4市町村合併で新佐久市が誕生して10周年になる2015年、ふるさとへの愛着と誇りを持ってほしいと始まった。「3月9日(さ・く)」を中心に、協賛事業や市の関連事業など計100を超える企画が市内で展開されている。
佐久市伴野(ともの)の道の駅「ヘルシーテラス佐久南」は、「サクサクサンキューフェア」と銘打って、390円のセット販売品など約10種類の商品を店頭に並べた。「さく」にちなんで桜(さくら)色のパッケージの甘酒や飲料、クッキーなどをそろえた。
ヘルシーテラス佐久南のスタッフ小池美保さん(53)によると、数年前から市民の日に合わせて商品を置くようになり、反響に応えて種類も増えてきた。「今年もやりますかといった問い合わせも来るようになりました」と喜ぶ。フェアは12日まで開く。
今年は既に終了した企画も含め、店舗や団体による協賛事業が86、市の関連事業が14。他に18の公共施設などの無料開放・割引がある。各企画の内容や実施日などは市ホームページに掲載している。