北陸新幹線が走るレールの間を歩く参加者=3月11日、福井県あわら市の芦原温泉駅

北陸新幹線が走るレールの間を歩く参加者=3月11日、福井県あわら市の芦原温泉駅

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北陸新幹線の芦原温泉駅「立派」 見学会に300人見学、開業まで1年

福井新聞(2023年3月13日)

 北陸新幹線芦原温泉駅の駅舎見学会が3月11日、福井県あわら市の現地で行われた。あわら、坂井市から約300人がコンコースやホーム、東西自由通路を見て回り、1年後に迫った新幹線開業への期待に胸を膨らませた。

 開業に向け機運醸成を図ろうと、両市合同で初めて企画。4回に分け、親子連れら各約75人が参加した。

 あわら市のおもてなしキャラクター「湯巡権三」の出迎えを受けた参加者は、鉄道・運輸機構の担当者の案内で和の趣ある駅舎のコンコースをはじめ、真新しい改札や待合室を見学した。

 全長312メートルのホームではレールの間を実際に歩き、「レールは1メートル当たり重さ60キロ」「遠心力の影響を少なくするため、カーブでは左右レールの高低差が最大20センチある」といった説明に耳を傾けていた。

 駅周辺を毎日散歩しているという男性は「駅舎はスケールが大きく立派で都会的。全国からたくさんの人に来てほしい」と話していた。

 駅に併設するにぎわい施設「アフレア」は19日にオープンする。

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