味噌を仕込む生徒

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富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

福ふく味噌 仕込み開始 南砺福野高、400キロ製造

北日本新聞(2023年3月16日)

 南砺福野高校農業科2年生が15日、オリジナル商品のみそ「福ふく味噌(みそ)」の仕込みを同校で始めた。授業の一環で昨年から製造・販売しており、2年目の今年は昨年比2倍の400キロを製造する。

 生徒は生産から加工、販売まで手がける6次産業化を学ぶためにみそを造っている。学校田で育てた富富富(ふふふ)で造る米こうじや砺波市産の大豆を使う。

 食品加工実習室で米こうじと大豆を混ぜ、たるに詰めた。旧福野高校OBで元県味噌協業組合理事兼工場長の構正さん(81)が造り方をアドバイスした。今月20、23日も仕込み作業をする。秋の出荷を予定し、11月の福野のごっつぉ里いもまつりや12月の歳(とし)の大市など地域行事で販売する。

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