会場に展示されたプライベートスタジオの再現。訪れたファンは写真を撮りながらじっくりと見入った=富山市民プラザ

会場に展示されたプライベートスタジオの再現。訪れたファンは写真を撮りながらじっくりと見入った=富山市民プラザ

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尾崎豊の足跡たどる 富山市民プラザ、楽器など愛用の品展示

北日本新聞(2023年3月18日)

 日本のロックシーンを代表するシンガー・ソングライター、尾崎豊さんの足跡をたどる企画展「OZAKI 30 LAST STAGE THE FINAL」が17日、富山市民プラザで始まった。生前愛用した楽器や直筆ノート、衣装などを展示し、唯一無二のアーティストの実像を伝えている。26日まで。

 1983年に「15の夜」でデビューした尾崎さんは「I LOVE YOU」「卒業」など多くの名曲を生み出し、若者たちにカリスマ的な人気を誇った。26歳で早世した1992年から30年の節目となる昨年に企画展がスタート。東京や福岡など全国を巡り、富山が最後となる。

 会場には学習机、ピアノ、香水、手帳など生前の愛用品をはじめ、ステージで着用した衣装の数々が並び、プライベートスタジオも再現された。細かく書き込まれた譜面や、アルバムジャケットの誕生秘話などから、生前の面影が浮かび上がる。会場内は写真撮影ができ、訪れたファンはスマートフォンやカメラを構えながらじっくりと見入っていた。

 この日は、デビュー当時からプロデューサーとして尾崎さんを支えた須藤晃さん(射水市出身)のトークショーもあった。北日本新聞社共催。 

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