三条スパイス研究所が販売を始めた冷凍商品のフレッシュターメリックチキンカレー

三条スパイス研究所が販売を始めた冷凍商品のフレッシュターメリックチキンカレー

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香り豊か、お店の味を再現!本格スパイスカレーの冷凍販売

新潟日報(2023年4月3日)

 スパイス料理店「三条スパイス研究所」(新潟県三条市元町)が、店で人気ナンバーワンのフレッシュターメリックチキンカレーの冷凍販売を始めた。片山商事(新潟市東区)の急速冷凍技術を用いた商品で、障害福祉サービス事業所「のんぴーりサックス」(新潟市西区)の利用者が調理を担当する。店と変わらない豊かなスパイスの香りと食味を自宅でも楽しめる。

 レストランの味を家庭に届けようと、3者が1年半ほど前から準備を進めてきた。スパイス研究所は以前からレトルト化も試作していたが、熱処理の過程で香辛料の香りやスパイシーな味が劣化するなどの問題があった。こうした課題を、作りたてのカレーを40分ほどで一気に凍結できる急速冷凍技術で解消した。

 販売するフレッシュターメリックチキンカレーは、三条市産の生ウコンを使った店の看板メニューの1つ。爽やかなウコンや甘く濃厚なクローブの香りが特徴で、国産米にも合う味になっている。

 冷凍カレーはスパイス研究所の店頭とECサイトのほか、道の駅SORAIRO国上(新潟県燕市)、そら野テラス(新潟市西蒲区)で販売する。200グラム入り880円。

 今後は他のカレーも順次追加する予定。リゾートホテルや他の飲食店を想定したOEM(相手先ブランドによる生産)展開も視野に入れる。

 三条スパイス研究所を展開するリトモ(新潟市西蒲区)の熊倉誠之助社長(43)は「ようやく満足いくものができた。本格的ながら食べやすいスパイスカレーを、ぜひ自宅で食べてもらいたい」と話している。

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