SUSが開発した「バリスタボトル」。持ち歩きやすく、本格的な味わいが楽しめる

SUSが開発した「バリスタボトル」。持ち歩きやすく、本格的な味わいが楽しめる

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ドリップコーヒーの用具一式、ボトル一つで持ち歩き楽々!

新潟日報(2023年4月17日)

 金属製品製造のSUS(サス、新潟県燕市)が、ドリップコーヒーに必要な用具を一体で持ち運べるボトル「バリスタボトル」を開発した。オフィスやキャンプなどでコーヒーを手軽に楽しめるアイデア商品で、世界トップレベルのバリスタの監修も得て本格的な味わいが楽しめる。

 ドリップコーヒーを作るにはカップのほか、お湯を入れるボトル、フィルターと粉をセットして抽出するドリッパー、粉を保管しておくキャニスターといった複数の用具が必要だ。ただ、一連の用具を勤務先やキャンプなどに持参するには、かさばって持ち歩きにくい。一つの容器内に全て納めたセットにすれば、利便性が高まると発案した。

 外観はボトルとカップを組み合わせた一体型の容器になっており、内部にドリッパーやキャニスターがセットされている。SUSの金属成形の技術で、きっちり納まる形状とサイズになっている。

 世界最高峰の大会で準優勝した経験のある丸山珈琲(長野県)のバリスタ・鈴木樹氏を監修に迎え、味の面にもこだわった。高い保温力、抽出量をコントロールできる注ぎ口などで、香りや味を最大限に引き出しているという。

 先行販売を経て、5月以降に一般発売予定。定価は1万9800円。

 家庭で楽しむこともでき、SUSは「いつでもどこでも本格的な入れたての1杯を堪能できる、ぜいたくなツールとなっている」としている。

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