新潟県長岡市喜多町の道の駅「ながおか花火館」で、長岡まつり大花火大会の様子を上映するシアターの映像が新しくなった。全面リニューアルは2020年9月のオープン以来初めて。施設は「大迫力の映像を見に来てほしい」としている。
大花火大会は、毎年8月2、3日に開かれている。新しい映像のタイトルは「長岡花火2022 3年分の思いを込めて」。これまでは19年の花火大会の映像だったが、新型コロナウイルス禍の影響で中止が続いた大花火大会が昨年、3年ぶりに開催されたことから、リニューアルが実現した。長岡花火財団の配給を受け、4月から上映している。
映像は「打ち上げ開始でございます」という定番のアナウンスでスタート。平和への祈りを込め、ロシアの侵攻を受けるウクライナの国旗の青と黄色が入った復興祈願花火「フェニックス」をはじめ、22年の花火大会を約20分間に凝縮している。
シアターはプロジェクター3台で天井いっぱいに投影する映像と、音に合わせて振動する座席が特徴だ。武士俣一樹駅長(35)は「家族や友人、恋人を誘って鑑賞してほしい」と話した。
水曜休業。上映は午前11時、午後1時15分、午後2時45分からの計3回。一般600円、小・中学生300円。問い合わせはながおか花火館、0258(86)7766。