新潟県長岡市産の枝豆をどれだけ早く美しく食べられるかを競う「世界えだまめ早食い選手権」が7月16日、長岡市のアオーレ長岡で開かれる。観客を入れての通常開催は4年ぶり。実行委員会は「長岡のおいしい枝豆を思う存分に味わい、楽しんでほしい」と、「枝豆愛」にあふれる参加者を募っている。
長岡市の若手農家らでつくる「ながおか農challe(チャレ)プロジェクト実行委員会」が主催し、6回目。昨年は3年ぶりに開催したが、無観客で参加人数も絞った。新型コロナウイルス感染症の「5類」移行を受け、ことしは感染禍前と同規模で実施する。
個人戦と3人一組で出場する団体戦があり、1分40秒間で食べた枝豆の量や早さを競う。1粒食べこぼすごとにペナルティーを科すルールもあり、枝豆に敬意を払って食べきる枝豆愛も求められる。
すでに北海道から長崎県まで全国から応募があるといい、実行委員長の会社役員、大島健さん(41)=長岡市脇野町=は「新型ウイルスの5類移行で、堂々とみんなで枝豆を味わえる環境になった。思い切り枝豆愛を発揮してほしい」と期待した。
出場は16歳以上65歳未満が対象で、個人戦は参加費2千円で60人、団体戦は1チーム6千円で36チームを募る。希望者は6月1日までに大会ホームページから申し込む。応募多数の場合は抽選となる。
農の魅力を発信するマルシェも同時開催し、地場産野菜や長岡産枝豆を使った総菜をはじめ、約20ブースが出展する。
問い合わせは市農水産政策課、0258(39)2223。