伝統の「さばすし」をたるに漬け込む城端魚商組合のメンバー

伝統の「さばすし」をたるに漬け込む城端魚商組合のメンバー

富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

伝統のさばすし漬け込み 南砺・城端別院善徳寺、7月の虫干法会で販売

北日本新聞(2023年5月29日)

 伝統の「さばすし」の漬け込みが28日、南砺市の城端別院善徳寺で行われた。7月22~28日に同寺である虫干法会(むしぼしほうえ)で販売される。

 担当する城端魚商組合の5人は、四斗たると一斗たるの計5個の中に、三枚におろしたサバ600匹分とコメ、塩、サンショウを重ねた。重しの石を載せて約1カ月半かけて発酵させる。

 50年以上携わる南勝組合長(80)=同市城端(西上)=は「こうじを使わない方法で塩加減が難しい。多くの参拝者に味わってほしい」と話した。さばすしは参拝者の昼食「お斉」(600円)に入れる。

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