砺波地方の夜高祭りを締めくくる「となみ夜高まつり」は9日、砺波市中心部の出町地区で始まった。今年は4年ぶりの通常開催で、大小計19基の豪華絢爛(けんらん)な行燈(あんどん)が勇壮に引き回され、街にコロナ禍前の活気が戻った。10日まで。
若衆らが「ヨイヤサー」のかけ声と共に行燈を練り回した。同市本町の交差点では行燈の出来栄えを競う夜高行燈コンクールが開かれ、大行燈の部は砺波市長賞・北日本新聞社賞に新町が選ばれた。
10日は、午後8時40分ごろから大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」が行われる。まつりは砺波夜高振興会主催、北日本新聞社後援。