金太郎温泉(魚津市天神野新)が11日、改装オープンした。5タイプの客室計27室の内装を一新し、180畳の食事会場「瑞兆(ずいちょう)」をラグジュアリーフロア専用の「Dining 瑞兆」として全面改装した。
2010年から進めてきた「リ・ボーンプロジェクト」の一環で、観光庁や市の補助金を活用して今年1月から工事を行ってきた。
客室はベッドタイプの和室や和洋室を拡充し、生活様式の変化に合わせて快適性を向上させた。露天風呂付きと富山湾一望のスイートルームも一新し、同プロジェクトで進めてきた客室全79室の改装を終えた。
瑞兆はゆったりとした配置の16卓のテーブル席と個室3室を設け、竹や木をあしらって森のような空間を演出した。外壁も一部塗り直した。
11日は竣工(しゅんこう)式があり、木下荘司社長が「海外をはじめとした各地のお客さまを地方に迎え、交流人口の拡大につなげたい」とあいさつ。関係者がテープカットでオープンを祝った。