ジャンボ西瓜のみずみずしい断面を披露する森下組合長(左から3人目)ら

ジャンボ西瓜のみずみずしい断面を披露する森下組合長(左から3人目)ら

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特産「入善ジャンボ西瓜」出来上々 町役場で品質査定会、実が大きく甘みも十分

北日本新聞(2024年7月19日)

 入善町の特産品「入善ジャンボ西瓜(すいか)」の品質査定会は18日、町役場で開かれた。天候に恵まれ、高温が続いた影響で出来は上々で、生産関係者らが大きく育った実を披露した。お盆ごろまで販売される。

 入善ジャンボ西瓜は120年以上前から栽培され、巨大なラグビーボールのような形が特徴。主に贈答用として県内外で親しまれている。今年は入善町ジャンボ西瓜生産組合の8軒が計2・7ヘクタールで作り、約7千個の出荷を見込んでいる。

 品質検査の結果、平均サイズは縦41センチ、横28センチ、重さ17キロ。糖度は約12度で、甘み十分に仕上がった。

 生産組合の森下さゆり組合長が「順調に育ち、例年並みの甘いジャンボ西瓜になった。皆さんにおいしく食べてもらいたい」とあいさつ。県新川農林振興センターの島辺清志所長が「気温が高く推移したほか、きめ細かな栽培管理によって見事なスイカに仕上がった」と講評した。

 森下組合長と佐藤一絵副知事、笹島春人町長、矢木龍一JAみな穂組合長の4人が並んでスイカを切り、みずみずしく、真っ赤な断面をお披露目した。

 会場に集まった住民らに振る舞われたほか、いいの保育所の園児がスイカをイメージした衣装で踊り、雰囲気を盛り上げた。

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