魚津市の第55回じゃんとこい魚津まつりが8月2日に開幕する。今回初めて、たてもん祭りや海上花火大会などが間近で楽しめる特別観覧席のプランを用意。ポスターも完成し、まつりの魅力を市内外にアピールして来場を呼びかける。
まつりは2日に諏訪神社のたてもん祭りで開幕。3日はたてもん祭り、魚津港で海上花火、海の駅蜃気楼(しんきろう)でジャズイベント「UO!JAZZ」がある。4日は魚津駅前大通りでせり込み蝶六踊りを繰り広げる。
ポスターはじゃんとこいの「じ」、UO!JAZZの「J」を大胆に描いた2種類を作製。並べると魚津の「U」が現れる。市出身のアートディレクター浜辺明弘さん(東京)がデザインした。
特別観覧席は県の委託で「富山の祭り活性化事業共同企業体」が企画した。たてもん、海上花火、UO!JAZZを楽しむ50席限定の「全部満喫プラン」(弁当付き1万1千円)、金太郎温泉の宿泊を組み合わせたプランなどを用意した。
プラン参加者はたてもん祭りの解説を受け、そりの台座に乗ることもできる。魚津たてもん保存会の住和克博会長は「たてもんの高さと大きさ、そりのきしむ音を間近で感じてほしい」と話した。プランの問い合わせは販売元の旅行企画、電話0765(24)3900。