県は、北陸3県の情報発信拠点として大阪市内に設けるアンテナショップ「HOKURIKU+(ホクリクプラス)」で、8月17~23日に氷見復興応援フェアを開く。8月中には能登復興応援フェアも開催される。相乗効果で北陸の知名度を高め、関西圏からの誘客につなげる。新田知事が24日の定例会見で説明した。
氷見のフェア期間中は、市内の水産加工品や地酒などを販売し、観光の魅力をPRする。17、18の両日は、氷見うどんの試食や地酒の試飲コーナーも設ける。
HOKURIKU+は、北陸新幹線敦賀延伸開業や、2025年の大阪・関西万博を見据え、3県が7月31日、大阪駅西口に開業する商業施設KITTE大阪2階でオープンする。3県の特産品や工芸品を販売。地酒やつまみを味わえるスタンディングバー、3県共同のイベントスペースも設ける。
知事は会見で、31日に現地で行われるオープニングイベントに出席することを説明。北陸新幹線開業で人の往来やビジネスの面で東京一極集中が加速しているとし「関西とのつながりを強めていきたい」と話した。