金沢市の石川県立美術館で開催中の奈良国立博物館展「まるごと奈良博」に合わせ、同展ポスターの中央を飾る「南無仏太子(なむぶつたいし)立像」のパネルが25日までに、金沢駅観光案内所と金沢中央観光案内所に設置された。キリッとした目、丸刈りのヘアスタイルを特徴とする仏像で、仏教美術を堪能できる展示会への来場を呼び掛ける。
奈良博展は「ポスト国民文化祭」の目玉事業として県、県立美術館、北國新聞社でつくる実行委員会が主催し、国宝8点、重要文化財93点を含む計205点が展示されている。南無仏太子立像は、聖徳太子の2歳の頃の姿を表現している。
前期は28日まで。開館時間は午前9時半~午後6時。入場料は一般1500円、大学生千円、高校生800円、小中学生500円。内灘町以北の小中学生は無料。後期は31日~8月25日に開かれる。