湧水池で水生生物を探す参加者

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安曇野で「水めぐりツアー」初開催 水環境の重要性学ぶ

信濃毎日新聞(2024年8月3日)

 安曇野市は1日、市内の渓谷や飲料工場、湧水池をバスで回る親子向けの「水めぐりツアー」を開いた。健全な水循環の重要性への理解と関心を深める「水の日」(8月1日)に合わせて初めて企画。市内の親子8組20人が地下水ができるまでの流れを学び、湧水池で遊んで水に親しんだ。

 県営烏川渓谷緑地で市職員が、山などに降った雨や雪が地面にしみ込んで地下水になると解説。飲料製造を手がけるゴールドパック(東京)のあずみ野工場では、飲料の生産ラインを見学したり、硬水と軟水を飲み比べたりした。

 田淵行男記念館の敷地内にある湧水池に移ると、タモ網を手に水の中に入って「冷たい」とはしゃぎながらアメンボや甲殻類のヨコエビなどを捕まえた。三郷小学校5年の和仁苺佳(わにまいか)さん(10)は「いろいろな生き物がたくさんいて驚いたけれど、すごく楽しかった」と話していた。

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