上田市丸子地域で4日、地元を流れる依田川と内村川を走ったり、歩いたりして楽しむ恒例の「信州爆水RUNin依田川」があり、県内外から約920人が参加した。水辺に親しみながら河川環境を守る意識を育てる狙いで、地元有志らでつくる実行委員会と同市が主催し、29回目。
中学生以上が走る「鉄人コース」(約8キロ)と、家族や仲間で歩く「ファミリー・グループコース」(約3キロ)の2種目を用意した。ファミリー・グループコースでは、子どもたちが親と手を取り合って川の中を進んだ。上田市中塩田小学校2年の前田侑利さん(8)=上田市五加=は、父親の拡之さん(47)と参加。侑利さんは「深い淵にはまった時に、お父さんが手を取り助けてくれた。協力して乗り切れた」。
実行委員長の中村友軌(ゆうき)さん(47)=同市腰越=は「子どもの夏の遊びといえば、昔は川遊びだった。子どもたちが川の魅力を再発見してくれたらうれしい」。