特別ガイドに向けてレッサーパンダの餌やりを行う飼育員=能美市のいしかわ動物園

特別ガイドに向けてレッサーパンダの餌やりを行う飼育員=能美市のいしかわ動物園

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夜に餌追う姿も...特別に案内 10日からナイトズー いしかわ動物園

北國新聞(2024年8月7日)

 いしかわ動物園(能美市)は10日、夜間に開園する「ナイトズー」に合わせて特別ガイドを始める。ホワイトタイガーやレッサーパンダ、フクロウなど夜行性の人気動物を中心に、餌を追い求める姿など普段は見ることができない生態をほぼ全エリアで紹介する。ヘビとの触れ合いタイムなど体験企画も充実させる。

 ナイトズーは8~9月の土日の計12回、開園時間が午後9時までとなる。特別ガイドは開園25周年の記念企画で、キリンやシマウマ、アカハナグマなど計11種が対象となる。

 飼育員が展示動物に餌をやり、来園者の質問に答えながら生態を説明する。ホワイトタイガーやオランウータン、レッサーパンダが餌を食べる様子のほか、フクロウが餌を狙う姿なども観察できる。

 期間中は園内をライトアップするほか、飼育動物が浮かび上がる手作りのあんどん照明を設置。大井毅飼育展示課長は「夜の動物の生態を楽しんでもらいたい」と話した。

 10日は世界ライオンの日、17日は国際オランウータンの日に合わせ、それぞれ記念イベントを実施する。獣医が制作した等身大のライオン像を置くほか、ガイドツアーなどを通じて動物保全の大切さを伝える。

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