能登半島地震の被災地を記録した写真展

能登半島地震の被災地を記録した写真展

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「能登の状況、写真で知ってほしい」 フォトジャーナリスト、御代田町で被災地の写真展

信濃毎日新聞(2024年8月7日)

 御代田町のフォトジャーナリスト山本宗補(むねすけ)さん(71)が、元日に発生した能登半島地震の被災地の写真展を同町のエコールみよたで開いている。4回にわたって現地に足を運び、記録してきた。東日本大震災や熊本地震などの被災地も撮影してきた山本さんは「能登は復興に向けた歩みが遅い」とし、「写真を通して多くの人に(状況を)知ってもらいたい」と話している。

 1月から2カ月ごとに撮影した約40点を展示。大規模な火災が発生した石川県輪島市の輪島朝市や、隆起によってマンホールが地面から飛び出した同県珠洲市の農道など、地震の爪痕の大きさが分かる写真が並ぶ。「何も変わっとらんでしょう」「ここは忘れられるんじゃないか」といった被災者の声も紹介。会場では、QRコードをスマートフォンで読み取れば動画も見られるようにしている。

 10日まで。入場無料。山本さんは「夏休みの子どもたちにも見てもらいたい」と来場を呼びかけている。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024080601018
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