軽井沢町の軽井沢プリンスホテルスキー場は11日、人工雪で遊ぶイベントを標高1155メートルのスキー場山頂で開いた。この日は避暑地の軽井沢でも日差しが照りつけて気温が上昇。来場者は冷たい雪を握りしめたり、小さな雪だるまを作ったりして楽しんだ。
同スキー場が2022年から実施。人工降雪機で2時間ほどかけて約300キロの人工雪を作り、重機で山頂まで運んだ。重機の荷台から雪が降ろされると、集まった人たちは待っていましたとばかりに駆け寄り、積み上がった雪山越しに吹く風を浴びるなど涼を感じていた。
東京都世田谷区から家族で訪れた小学校4年の河野陽(はる)さん(9)は「イベントを知らずに来たのでラッキーだった。雪が気持ち良くて楽しかった」と笑顔を見せていた。
イベントは8月に3度開き、次回18日が最後となる。