全国に127ある重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)を巡るデジタルスタンプラリーが15日までに始まった。スマホで衛星利用測位システム(GPS)機能を使ってスタンプを獲得する取り組みで、5個以上集めると、抽選で各地区の名産品が当たる。
村山卓金沢市長が会長を務める全国伝統的建造物群保存地区協議会が、来年の伝建制度創設50周年を記念し、多くの人に魅力を伝えようと企画した。スタンプ10個で5千円、5個で3千円分相当の名産品が当たる抽選に応募できる。来年1月25日まで。
石川には全国最多8地区の重伝建がある。金沢市内は東山ひがし、主計(かずえ)町、卯辰山麓、寺町台の4地区。