ガラス作家、本郷葉子さん(富山市)の作品展「ガラスの光と写真の彩り」が、富山県砺波市のとなみ散居村ミュージアム民具館で開かれており、無色透明なガラスにこだわった約60点が並んでいる。11月10日まで。
東京都出身の本郷さんは富山の美しい水や自然に魅了され、「水と風」をテーマに無色透明な作品を作り続けている。
花器「いわほ」はごつごつとした下部で突き出した岩、滑らかな上部で流れ落ちる滝を表現した。光の反射が美しいペーパーウエートや、富山の山をイメージしたグラスなども展示している。趣味として撮りためた花や雲などの写真約70枚も飾る。
本郷さんは「ガラスの形と透明感を楽しんでほしい」と話している。