18日に氷見市触坂の久目地区交流館で開かれるイベント「くめアートデイ2024」に向け、メイン行事の黒板アートコンテストに参加する高校生らが制作に取り組んでいる。
今年のコンテストのテーマは「未来へ」。市内外の個人や団体10組21人がそれぞれ黒板にチョークで絵を描き、同市のイラストレーターらが審査する。
氷見高校美術部は、紙飛行機に乗った高校生が未来に向けて進む様子を描く。ブリのイラストを添え、氷見らしさを表現する。16日は3人が制作を進めた。部長の吉田詩桜季(しおぎ)さん(17)は「地域の人に楽しんでもらえるような明るい雰囲気の作品に仕上げたい」と話した。
同交流館は旧久目小学校の校舎を活用。イベントは施設の利活用を進めようと久目地区地域づくり協議会(河原良昭会長)が開き3年目。コンテストのほか、ミニコンサートやプールを使ったビオトープの展示、飲食物の販売などがある。