長野市芸術館で17日、市出身のパーカッション奏者北沢マロさん(59)を講師に子ども向け音楽ワークショップがあった。親子連れら約40人が参加。身近なもので手作りした楽器で夏の田んぼで聞こえる音を再現した。
子どもたちはペットボトル容器にビーズを入れ、シェーカーを製作。優しく振って雨を演出した。父親らはプラスチック製のホースを頭上で振り、吹き抜ける風を担当。ざるをブラシでこすり、「セミの声」も表現した。
市大豆島小1年の平山裕也さん(7)は「雷」が鳴る楽器が気に入った。菓子の空き筒の底にバネを付けただけの構造で「不思議だな」。