一乗谷の城下町に妖怪が住み着いているとの設定で、伝承や出土品に基づいたキャラクターを展開しているプロジェクト「妖怪城下町」について、主催者が新たな妖怪のアイデアやデザインを募集している。8月31日まで。
同プロジェクトは、遺跡周辺のにぎわいを創出しようと、一乗谷朝倉氏遺跡の世界遺産登録を目指す一般社団法人「クリエイティブASUWA」が今年2月ごろ始めた。越前町の芸術家、西野カインさん(23)が、これまでに遺跡の特徴を反映したオリジナルキャラクター12体を考案している。今後、100種類ほどに増やし、妖怪を通してかつての城下町の栄華を表現したいという。
キャラクターの一般公募は初めての試みで、名前や特徴などを募集する「設定(アイディア)部門」と、妖怪の具体的な姿を案出する「デザイン部門」がある。
手書きやデジタルデータ化した作品に、住所や氏名などを記載の上、同法人へ郵送またはメール(youkai@c-asuwa.or.jp)で申し込む。
問い合わせはメール(info@c-asuwa.or.jp)まで。