チェックポイントを巡って時間内に集めた点数を競う「ロゲイニング」のイベント「湯の街ロゲイニング宇奈月温泉」が9月29日、黒部市宇奈月温泉周辺で行われる。宇奈月温泉では初となるロゲイニングで、19日は住民らがチェックポイントでクリアするミッションにどんな名所や名物を取り入れるか考えた。
「湯の街ロゲイニング宇奈月温泉」は、黒部・宇奈月温泉観光局が黒部峡谷鉄道などと協力して行う。能登半島地震の影響で黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放が延期されたことを受け、宇奈月温泉への関心を維持して全線開通につなげたいと企画した。
当日は2~5人のグループが徒歩や電車で巡る。チェックポイントで写真を撮ったり、クイズに答えたりすることでポイントを獲得できる。高得点のチームには賞品が当たるほか、参加賞も用意する。キャニオンルートの紹介もある。
この日は住民や同観光局職員らが総湯「湯めどころ宇奈月」のロビーで話し合い、「ダムや温泉についてのクイズがあるといい」「温泉街に多数あるブロンズ像も取り入れたい」などとアイデアを出した。同観光局の石田智章さん(40)は「知っているようで知らない宇奈月温泉の魅力を味わえる企画にしたい」と話した。
定員は300人。参加費は一般(大学生以上)2千円、中高生1500円、小学生800円、未就学児無料。申し込み締め切りは9月22日。