小松市の粟津温泉最大の催し「おっしょべ祭り」は23日、粟津町の「あわづおっしょべ広場踊ろっさ」で開幕し、地域住民らが地元に伝わるおっしょべ踊りを披露して温泉街を活気づけた。
おっしょべ太鼓保存会や民謡山本会の演奏と唄に合わせ、参加者は優雅に踊り流しを繰り広げた。ジャパンテントでホームステイ中の留学生も浴衣をまとい、踊りの輪に加わった。園児は元気よく踊りや太鼓演奏を発表した。
粟津温泉の守護寺・真言宗大王寺では祈願祭が営まれ、北原華蓮住職が読経し、参列者が焼香した。
最終日の24日は、おっしょべ踊りのほか、YOSAKOIソーラン演舞、ランタンを浮かべ夜空を彩る企画も予定している。