戦国武将のイラストシール「激闘戦国伝~対決!霧の川中島」が24日、上田市の真田神社などで発売される。現在の長野市を舞台とする「川中島の戦い」がテーマで、争った武田信玄や上杉謙信に加え、武田勢で参戦したとされる上田ゆかりの真田昌幸らのシールがある。協力した上田商工会議所(上田市)などは観光誘客につなげたい考えだ。
シールはシステム開発などのフィジオ(東京都)が製作した。4・8センチ角で、全36種類。これまでに徳川家康などのシリーズがあり、県内の武将を扱うのは初めて。
上田ゆかりの武将は7人を取り上げ、他に真田信綱、村上義清、室賀信俊など。裏面で各武将の逸話や上田紬などの特産品も紹介している。上田市内では他に生島足島神社などでも販売する。袋入りで絵柄は選べない。550円。
上田商議所は22日、全36種類を収めた額装を真田神社に寄贈した。交通・観光サービス業部会の桑原茂実部会長(69)は「シールを通じて武将ゆかりの地に関心を持ち、ぜひ訪れてほしい」と話した。