10月1日に射水市新湊地域で行われる新湊曳山(ひきやま)まつりに向け、山町の一つ、南立町が曳山に取り付けられた提灯(ちょうちん)の中の発光ダイオード(LED)電球を全て交換したのに合わせ、24日町内曳きを行った。
南立町の曳山は高さ8・4メートル。約300個の提灯が付いており、省エネのため2009年にLED化した。電球の経年劣化を受け、今年6月から交換作業を進めてきた。
同市立町の山蔵前で神事があり、放生津八幡宮の大伴泰史宮司が祝詞を奏上。若い衆らが「イヤサー」のかけ声で曳山を勇壮に引き回した。
総代の旅家(たや)裕浩さん(61)は「10月1日の本番が待ち遠しい。安全にけがなく祭りを迎えたい」と話した。