新潟市中央区の新潟県立自然科学館で「ホラーにふれる展」が開かれている。普段は見られない、ホラー映画やお化け屋敷のセットの裏側を見ることができる展示。涼しくなるような仕掛けを家族連れらが楽しんだ。

　県立自然科学館館などが主催。展示は「松竹」（東京）の映画美術の技術を生かしたお化け屋敷などを製作する「松竹お化け屋本舗」が手がけた。

　風呂場や押し入れなどのセットや、特殊造形で作られた人形など１１点を用意。展示の多くは触れることができ、 コンクリートや金属に見えるセットが木材や発泡スチロールなどで作られていることを確認できる。

　８月１２日には家族連れなどが訪れ、技術に感心したり、仕掛けを動かして脅かしあったりしながら、ホラーの世界を体験していた。

　福島県から家族で訪れたパートの女性（３７）は「仕掛けがいろいろあって面白かった」と話した。

　９月１日まで（８月２７日休館）。高校生以上９００円、小中学生６００円（入館料は別）。