見頃を迎えたマツムシソウの花

見頃を迎えたマツムシソウの花

長野県 松本・上高地・美ヶ原 花・紅葉

近づく夏の終わり...松本市の乗鞍高原でマツムシソウが見頃

信濃毎日新聞(2024年8月28日)

 松本市安曇の乗鞍高原にある「一の瀬園地」で、夏の終わりを告げるマツムシソウの花が見頃を迎えた。27日は時折雨の降る草原に薄紫色の花が映え、肌寒い風に吹かれて揺れていた。

 マツムシソウは同園地を代表する花の一つで、「大カエデ」周辺に広がる群落は地元住民らが保全している。夫と散策に訪れた鈴木陽子さん(66)=愛知県=は「足元に広く咲いていて、周囲の山と相まってきれい。思いがけず出合えてうれしい」と話し、ゆっくりと眺めていた。

 県乗鞍自然保護センター(松本市安曇)によると、同園地では8月上旬から咲き始め、今がピーク。台風の進路次第だが、見頃はあと1週間ほど続きそう。その後も9月中旬までは花が見られそうだという。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024082700800
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