長野市若穂綿内にある湯島天満宮信濃分社が今夏、「風鈴まつり」を初めて開いている。風が吹き抜ける境内に、涼しげな音が響いていた=写真。
神職の押見匡純(まさずみ)さん(49)が「暑い季節は参拝も腰が重くなりがち。訪れる人が耳から涼を感じてもらえるようにしたい」と、他の神職と共に準備した。境内の入り口の門や手水舎、塀などに計70個ほどを飾り付けた。
参拝者のなかには写真に収めていく人も。押見さんは来夏は、ミストシャワーや風車を設置する構想を膨らませている。まつりは9月中ごろまで。