高岡のものづくりの魅力を体感してもらう「ミラレ金屋町」が22、23の両日、高岡市金屋町で開かれる。催しの一つの着物ショーは、より多くの人に楽しんでもらおうと、会場を山町筋にも広げる。
ミラレ金屋町は高岡鋳物発祥の地の同町を舞台に、地元自治会や市、富山大芸術文化学部でつくる実行委員会が毎年秋に開催。工芸品の展示や茶会、ワークショップがある。
着物ショーは富山大の学生が企画し、モデルも務める。今年は着物ショーのオープニングを山町筋で行い、金屋本町の石畳通りと小泉家でも催しを開く。和装姿の学生が高岡ケーブルネットワークでPR映像を撮影した。
今年のテーマは旅を意味する「trip(トリップ)」で、世界18カ国をそれぞれ着物やメークで表現する。同大2年の北村真唯さんは「町並みと和装の融合を楽しんでもらいたい」と話している。