ポスト国民文化祭として開催する「いしかわ舞台芸術祭」が6日開幕した。12月までの期間中、県内各地で18事業約50公演を実施する予定で、7、8日にはオープニング公演として石川県立音楽堂で舞台「邪魚隊(じゃっこたい)」を開催する。
邪魚隊は、江戸時代の死刑囚が死刑免除と引き換えに危険な仕事をこなしていくミュージカル時代劇。6日に同音楽堂で開かれたプレス発表会では、主演の佐藤流司さんが「初めての人でも楽しめる内容になっている。最高の作品にする」と意気込みを語った。演出を担当した毛利亘宏さんは「舞台に興味を持つ人が増えてほしい」と願った。
舞台芸術祭の荒川ヒロキディレクターは期間中に予定される公演の見どころを紹介した。舞台芸術祭は県、金沢市、一般財団法人県芸術文化協会などでつくる実行委員会が主催し、北國新聞社が特別協力する。