晴れ渡った7日、安曇野市堀金三田で開花したソバ畑と収穫期を迎えた田んぼがパッチワークのように並び、強い日差しを浴びていた。白い花と黄金色の稲穂のコントラストが映え、真夏日でも秋めいた光景が広がった。
両親の田んぼで稲刈りを手伝っていた同市三郷明盛の涌嶋恵美子さん(50)は「ここ数年は稲刈りの時も暑い」と汗を流しながら作業。今年は周辺でソバの栽培が目立つとし、「花を見ると、暑くても季節は進んでいるのだなと感じる」と話していた。
7日の安曇野市穂高の最高気温は32・5度で、4日連続の真夏日。長野地方気象台によると、8日の県内は前線の影響で曇り、夕方から雨となる見込み。