新潟日報(2024年9月10日)
新潟県上越市の上越青年会議所(JC)は、連続して乾杯した人数でギネスブックの記録更新を目指すイベントを、謙信公武道館(上越市戸野目古新田)で9月29日に開催する。現在の乾杯リレーギネス世界記録は1616人。上越JCは1800人を募集中で、甘酒で乾杯するため子どもも参加できる。上越JCは「皆さんの力を集めて一緒に記録更新を目指しましょう」と呼びかけている。
「地域への誇りと愛着をもってもらうため、記録と記憶に残ることをしよう」と、上越JCが創立60周年記念事業として「ギネス世界記録町おこしニッポン〜乾杯がつなぐ笑顔の輪〜」と銘打ち、企画した。
乾杯に使う器は、新和メッキ工業(土橋)が上越産チタンで造った特製品。シリアルナンバー入りで参加者にプレゼントされる。甘酒は、柳澤農場(大潟区)が生産した新米で作られたものを使う。
ギネス記録「最も長い乾杯リレー」のルールは(1)順番が来たら隣の人とカチンと音が聞こえる程度に器を当てる(2)乾杯の発声をする(3)一口飲む-というもの。公式認定員が立ち会い、ルールが守られているか確認する。ルール通りに参加者全員が乾杯できれば、その場で達成が認められ、後日、認定の可否が判断される。
現在の世界記録1616人は2022年6月にスイスで達成された。
当日はお笑い芸人のみやぞんも参加し、盛り上げる。会場には唐揚げやパンなどのキッチンカーやアクセサリーなどの販売もある。
上越JCの大島大輔理事長(40)は「地域に支えられて60周年を迎えられた。たくさんの人にイベントを楽しんでもらいたい」と話した。
申し込みは、9月25日まで。5日現在1150人の申し込みがある。参加無料。問い合わせは上越JC、025(522)1819。