射水市新湊地域を流れる内川沿いで11日に始まる「内川竹あかり2024」の試験点灯が10日、行われた。発光ダイオード(LED)電球を入れた竹筒の灯籠が水辺に明かりをともし、幻想的な雰囲気をつくった。
内川竹あかりは市観光協会が観光庁の補助金を活用して初めて実施する。9~11月に3回予定するインバウンド(訪日客)向けの内川ナイトクルーズに合わせて企画した。
10日はボランティアの住民や同協会職員、演出を担った竹あかりのプロデュース集団「CHIKAKEN(ちかけん)」の池田親生(ちかお)共同代表が竹筒を設置した。内川に架かる神楽橋と山王橋間の両岸に高さ2・3メートルの竹筒170本を置き、川の駅新湊(立町)の正面に竹筒をV字型に配した。一部を点灯し、灯籠の柔らかな明かりを確かめた。
ライトアップは午後6時半から同10時まで。11月下旬まで毎晩行う。