15、16日に金沢市の横安江町商店街で開催される「よこっちょポッケまーと」(北國新聞社後援)で、白山市内にある通信制高校の生徒がオリジナルの弁当を販売する。同市美川地区の食材を使った弁当で、金沢市民や観光客に美川の魅力を発信する。
通信制高校アットマーク国際高の生徒が考案したのは「美川まるごと弁当」。地域に藩政期から伝わる珍味「ふぐの子」のご飯や豆腐店「美川タンパク」の豆腐で作ったハンバーグ、大西蒲鉾のかまぼこなどを盛り込んだ。
同校は探究の授業で地区の活性化に取り組んでおり、1~3年生11人が4月から献立を考えてきた。生徒は「弁当をきっかけに美川に興味を持ってほしい」と話した。