フィナンシェや原料の黒イチジクを見せる玉井さん(左)=小松市安宅町の菓子店

フィナンシェや原料の黒イチジクを見せる玉井さん(左)=小松市安宅町の菓子店

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黒イチジクのスイーツいかが 21、22日に小松・松雲堂で提供

北國新聞(2024年9月20日)

  ●被災農家が栽培 

 能登半島地震の復興支援チャリティーイベント「エールガーデンVol.Ⅱ」(北國新聞社後援)は21、22日、小松市龍助町の松雲堂で開かれる。同市のパティシエ玉井雄一朗さん(42)が、宝達志水町の被災農家が栽培する高級黒イチジクを使った限定のスイーツを提供する。

 玉井さんは安宅町の菓子店「YU SWEETS(ユー・スイーツ)」のオーナー。幅広い世代が食と芸術を楽しみ、身近に能登を応援できる場とするイベントの趣旨に賛同し、松浦ファーム(宝達志水町)の黒イチジクを使ったフィナンシェ、能登産の塩を使ったサブレ、看板商品の「糖質制限チョコバー」の限定品などを販売する。

 イベントは小松市若杉町の華道家、中惣恭苑(なかそうきょうえん)さん(56)ら有志が企画。市内の「Bikke(ビッケ)」のパンや「こまつ町家文庫」のおにぎり、野々市市の「香土(かぐつち)」の弁当なども並ぶ。

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